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2009.01.13. イレギュラーフライング

2009.01.13.

東海道五十三次 十八日目 加佐登、能褒野

東海道を順番に歩くなら、新春初歩きの1月7日の続きで、吉田宿の先、菟足神社付近の飯田線の小坂井駅からスタートするべきなのですが、本日の☆紗は神出鬼没、イレギュラーフライングして三重県鈴鹿市まで飛んでいっちゃいました。なぜ?順番を無視して?、の理由をまず書きますと…

話は巻き巻き巻き巻き、巻き戻しまして…

宇津ノ谷峠で怖い思いをし、私が楽しく歩いた小夜の中山は、実は夕方行くと怖いと聞いた私は、急にこの先、鈴鹿峠越えが怖くなっちゃいまして…

何とか長女にもう一回一緒に行ってほしい、と頼んでいました。

11月に、晴れた日にゆっくり歩くと楽しいよ、キャンペーンをしたおかげか、長女も行ってもいいかなあ、となんとなく思い始めていた、今日この頃…

正月に次女と里見八犬伝のゆかりの地を歩いた時、そんな話をしたら、「その時は、私も行こうかな」と次女が言い始めました。

それで、長女も一緒に行くことが必然的に決定していました。

三人のスケジュール調整、難航しました。

でもやっと折り合い、日にちが決まり、宿の予約もしました。

ここでひとつ問題が…次女のスケジュールに合わせたため、私は1日目、仕事を終えてから、新幹線で駆け付けることになり、娘たちは早い時間に関宿入りしますが、私は夜遅くたどり着くことになり、それでは関宿を何も見ないで鈴鹿峠へ向かうことになってしまう。

関宿は昔ながらの町並みが残っている素晴らしい町なんだそうで、その関町の資料館を見なかったら、そんな遠くて行きにくい町に、二度とは行けないかもしれない。ここは青春18きっぷを使って行けるうちに、ひとあし先に関宿を見ておこう、と思いました。


そこで調べてみたら、関宿の少し手前の庄野辺りには、ヤマトタケル関係の遺跡などが多い、と知り、これは行かねば、と思いました。

私の卒業論文は「『古事記』倭建命物語の文学性」というタイトルでした。

先日、長男に、「よく当時のただの学部生が、古事記が文学だって気付いたねえ」と言われましたが…

私は子どもの時、ヤマトタケル(オウスノミコト)のクマソ退治を読んで、非常に感動したんです。これが文学でないはずがない。しちめんどくさい知識ではなく、直感というか感性ですね。

青春18きっぷで、三重県鈴鹿市の加佐登(かさど)にある加佐登神社&白鳥陵と、三重県亀山市の能褒野(のぼの)神社&日本武尊(やまとたける)の墓に行ってきました。日本武尊の墓には、「能褒野墓」と書いてありました…「のぼのぼ」…?

前者の白鳥陵も、本居宣長や平田篤胤らにヤマトタケルノミコト(倭建命)の墓であると言われた円墳です。

と、簡単に書きましたが、歩きました歩きました歩きました。東海道ウォーカーなんだから、歩くのは当たり前、なんですけどね。街道を外れた寄り道に時間をたっぷり使って、一日の行程が第一目的の東海道五十三次歩きよりも、寄り道がメインになっちゃったわけです。

特に「のぼのぼ」は諦めかけましたが、今、行かなかったら一生行かないだろうと思い、頑張りました。

「のぼのぼ」を諦めかけた時、私を奮い立たせた?のは、道を聞いた二人のおばあちゃんたちに、「あんた、いい体してはるねえ、羨ましい」「背が高いのになあ」と言われ、なんだか気をよくしてしまった…豚もおだてりゃ木に登るってヤツですかねえ。

でも…私、普段よく、スラッとしている、とか、スタイルがいい、と言われることが多いので、そんな感じでほめられたのかと思ったんです。しかし、しかしですよ。今日の三重県鈴鹿地方は超超寒くて、私は着ぶくれて、いつもの1.5倍ぐらいの横幅肩幅あったわけで…おばあちゃんは、私のこと、ムキムキウーマン、筋肉ウーマンと思ったんですね、きっと。いえ、絶対。

今日の美味しいところを先に書いちゃいましたが、行程をじっくり書きますと…

普通電車を乗り継いで、神奈川県の我が町から、一気に三重県鈴鹿市加佐登まで行くには、朝5時台に出ても待ち時間ばかりになるらしく、「駅すぱあと」の案内通りに、家を6時過ぎに出ました。

東海道線には、大船から6:30発沼津行きに乗りましたが、家を5時台に出た時と比べて当然ながら混んでいて、平塚まで座れませんでした。

大磯あたりで明るくなってきました。

沼津で浜松行きに乗り換えました。8:09発。暫くは立っていました。原で座れました。富士山は前回より白くなっていましたが、案外上の方だけで、雪のない部分が多いと思いました。7合目ぐらいが境かなあ。富士山の右肩辺りに白い雲が少しモワモワッとしていて、きれいでした。

田子の浦、吉原、富士からの富士山が最高でした。

浜松で豊橋行きに乗り換えたら、みんなが座席の背もたれを動かして進行方向に直すさぎょうであちこちからパタンパタン音がしていました。

浜松10:28発。朝、6時前にパンを1個食べましたが、おなかがすいたので、今またパンを1個食べました。

車内でトイレに行きましたが、私の席は4両編成の一番後ろ、トイレは一番前。移動が大変で、トイレをすませて出てきたら、次の駅、高塚に着くところで、降りるお客様の一団が降りてしまうまで、後ろへの移動ができませんでした。

豊橋は案外すぐに着いてしまいました。

大垣行きを待っていたら、非常に寒く、大垣行きは今度到着する豊橋止まりが折り返し運転するのですが、雪の影響で遅れているとのことで、寒いのでセーターを着たり、マフラーを巻いて待ちました。

今朝、起きた時、三重県の天気を調べたら、雪の予報が出ていたので、アンダーシャツ代わりの半袖Tシャツの上に、急遽長袖の黒いハイネックシャツ(去年のダンス公演の衣装)を着てきたのですが、大正解でした。

折り返し電車の到着は7分遅れでしたが、豊橋発は2分遅れですみ、11:09発となりました。

名古屋着は予定より3分遅れで、12時ちょうど着。

関西本線亀山行きに乗り換え、12:08発。

最初、ボックス席の、進行方向に対して後ろ向きの席に座りましたが、2駅先で正面の席の女性が降りたので私は向かい側に移動して、進行方向を見る席に座れました。疲労感が違うんですよね。

持参のおにぎりを2個食べました。

弥富駅で結構みんな降りたので、私は窓際に座りました。

車窓から見ると、雨が降った形跡はありましたが、地面がぬれているだけで、今はやんでいて、心配していた雪は大丈夫みたいでした。雪がすごいのは岐阜方面なんでしょうね、きっと。

13:08加佐登(かさど)着。車内放送によると、加佐登は係員のいる駅なのに、降りたら誰もいませんでした。私は青春18きっぷだから、いいけどね。

加佐登駅から、白鳥陵のある加佐登神社までは駅の案内板によると徒歩15分とのこと。

私が持っているガイド本「東海道五十三次を歩く5 四日市〜鈴鹿峠 琵琶湖〜三条大橋」(講談社)には、国土地理院2万5千分の1地図の一部(※必要箇所だけ切り取られたもの)が載っているので、国道を避けて裏道、民家の間を抜けるとき、非常に便利です。

ただし、この「※必要箇所だけ切り取られたもの」のおかげで、あとで大変な目に遇うのですが…

民家の間の道をうねうね行くと、手作りの飛び出し坊やが小さな交差点ごとに立って今した。クレヨンしんちゃんに似ている…

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