2009.01.07. 新年初歩き〜双六、七草、そして東海道ウォーカーにオススメランチ!
2009.01.07.
東海道五十三次 十七日目 新年初歩き 前半 二川〜飯村
朝5時半に家を出て、青春18きっぷで出掛けました。
年末、12月30日と同じ、静岡行き、静岡乗り換え浜松行き、浜松乗り換え豊橋行き、と進みました。
年末よりすいていました。学校も新学期が始まったらしく、高校生もたくさん見掛けました。
朝の内は、雲は多いけれど晴れていて、富士駅からは、雪肌の陰影が濃くて、周りの雲のせいか、ずいぶん近くに富士山が見えて、美しいというより、鳥肌がたつような怖さがありました。神の山、といった印象でした。
二川駅着は10時35分。トイレ、身支度を整え、いつものように家でパン1個を食べてきましたが、車内ですでにおなかがペコペコで、二川駅のキオスクで栗あんの大きなあんパンを買って、パクつきました。
歩き始めたのは10時55分。
この前歩いてきた道を10分ほど戻り、前回は年末で休館していた、豊橋市二川本陣資料館に行きました。
入館料は大人400円。
まず、東海道資料室を見ました。
一里塚、見付、高札場など、東海道に関する豆知識はすでに知っているし、旅の持ち物は岡部宿の大旅籠柏屋でも見たし、大名行列は箱根関所で見たし、由比のおもしろ館や、新居関所でも展示は見たし、飛ばして見てました。ワークシートがNo.1〜No.8まであちこちに置いてあり、後でゆっくり読もうと思ってもらってきました。
由比の広重美術館にもあった、版画の体験グッズも置いてありました。
企画展の、双六の展示が面白かった。たいてい何らかの付録らしいのですが、ほとんどがMO氏という方のコレクションみたいです。
新聞を広げたぐらいの大きさのものが多く、東海道の旅、日本早めぐりなど、旅ものが多いけれど、湘南めぐりや、ご近所買い物めぐり、なんていうのもありました。
古いものが多かったけれど、エビスビールが出した、2000年、いよいよ21世紀、という双六や、2005年のエコの取り組み関連の双六もありました。
双六って夢があるなあ。
入り口入ってすぐに、今日だけの特別展示なのか、暫くは展示されているのかは分かりませんが、「1月7日は人日(じんじつ)の節句。また、七草粥を食べる日である」と書かれていて、春の七草をそれぞれ別々の植木鉢に入れたものを展示してありました。
今まで、七草がひとつの籠に詰め込まれているのしか見たことがなかったから、どれがどれやらわからなかったのですが。それにしても、「ごぎょう」と「ほとけのざ」が分からない。何なんだろう。
「ほとけのざ」は、紫の花が咲いていて、観音様が合掌しているように見えるありがたい草ですが、食べられるの?これ。毒っぽいんですけど。
気になって、後で「ごぎょう」と「ほとけのざ」を調べてみたら、「ごぎょう」は黄色い小さい花が沢山咲く母子草で、昔は草餅の材料にしたそうです。今は草餅は蓬を使いますが。
「ほとけのざ」は調べてよかった。私が見た「ほとけのざ」は食べられません。食べられる「ほとけのざ」は、田平子(たびらこ)という名の黄色い花が咲く草で、丸い葉が仏様が座る円座に見えることから「ほとけのざ」と呼ぶそうです。しかし、一般的には、私が見た紫の花のものを「ほとけのざ」と呼ぶそうで、別名三界草(さんがいそう)。
田平子はキク科。三界草はシソ科。食べられる「ほとけのざ」は田平子です。間違って紫の花を食べないでくださいね。
旅籠清明館と本陣の内部も公開されていました。本陣では、たくさん部屋があるのを利用して、盆栽展をやっていました。
靴を脱いで自由に見学していいのですが、本陣には、シルバーボランティアさんのおじいさんが二人、文机の前で待っていて、「記帳をお願いします」と言われました。筆ペンしかなかったけれど、なかなかきれいに書けました。
奥の方に、記念記帳ノートが別に置いてあったので、書いてきました。
「1月7日 人日の節句 七草粥
朝5時半に家を出て、神奈川県〇〇市からやって来ました。
東海道を少しずつ歩いています。
白須賀でおばあちゃんから草鞋をもらいました。
いつになるか分からないけれど、京都を目指しています。
東海道歩きびと ☆紗」
今まで何回か記念記帳してきましたが、ずっと本名を書いていました。
東海道ブログを立ち上げたからかな。自然と、「東海道歩きびと ☆紗」と署名していました。
本陣見学は興味は尽きないのですが、足から冷えてきたので、切り上げて、出発したのが正午少し前。
歩いていたら、美容院のチャイム時計が正午を告げて、「乙女の祈り」を奏でていました。
昔ながらの格子戸の民家の前を、ピンクのジャケットの小学生の女の子が歩いているな、と思ったら、女の子は「ただいま」と格子戸の家に入っていきました。誰かが住んでいるのは分かっていますが、学校帰りの小学生が普通に「ただいま」と入っていったのは、ちょっと驚きました。立派な神社やお寺のお子さんと同じような、畏敬の念を感じました。
今日は始業式だけだったのかな。小学生たちがどんどん帰ってきました。
二川宿の旧町には、これといった飲食店はなく、この前、和菓子を買った中原と、揚げ物の匂いが漂ってくる食料品店ぐらいしか見掛けませんでしたが、町外れになると、新しい家も増えて、飲食店も結構見掛けました。鰻屋、寿司屋、そば屋など。
この時点では、さっき食べた大きなあんパンが効いていて、お昼は吉田に着いてからでいいや、と思っていました。
二川宿から続く道が右にカーブし、大きな車道を横切ると、火打坂の上りが始まります。
400メートル先、右にコンビニがある、という看板を見付け、そこで非常食のパンと、虫抑えのお菓子(饅頭とかマドレーヌなどを何かひとつ)でも買おう、と思ったら、そのコンビニは1月22日オープンだそうで、まだやっていませんでした。がっかり。
左前方に岩屋観音の山が見えてきました。
旧東海道は、岩屋観音の山を回り込むように左に曲がります。交差点名もついていませんでしたが、目印としては、「ガーデンガーデン」という園芸店に沿って左に回ると、裏に「ガーデンガーデン」の駐車場があるし、暫く行くと、右側に「東海道」の道標があるので確認できます。
もう暫く行くと岩屋観音の入り口なのか、公園のようになっていて、上っていく山道風の階段が見え、下にはトイレもありました。
この辺りでは、近くに小学校があるらしく、下校の小学生が列をなして歩いていました。
東海道の松並木保存会が昔の松の切り株を記念に残し、新しい若い松も育てています。
久しぶりに風船唐綿に会いましたが、秋の終わりに弾けて中から綿と種が出てくるはずなのに、今日見た風船唐綿はまだ花も咲いていたり、実も小さいものもありました。
暫く歩くと、大きな道に合流。国道1号線と並行する道です。
少し前からトイレに行きたくなり、コンビニか公園か何かないかと探していましたが、なかなかない。
右側に小さな食堂が見えてきて…こういう小さい食堂は当たり外れがあり、以前、豚カツ屋で油が悪くて気分が悪くなったことがあったので…あまり、こういう店は…と敬遠したかったのですが、もうそんなことは言ってられない、と思い、入ることにしました。しかし、店前に貼り出されているランチメニューがかわいくて、案外期待できるかも、とちょっと思いました。
入るとき、食べ終わって帰るファミリーとすれ違いました。子どもたちの笑顔を見て、やはり期待できるかも、と思い始めました。
大きなテーブルばかりなので、どうしても相席になってしまうのですが、この店は相席は普通のことみたいで、でも、後から来た人が「失礼します、すみません」とちょっと挨拶することによってちょっとしたコミュニケーションがあって、均衡が保たれていくというか…
ランチはたくさん書いてあるので、オムライスかラーメンを選ぶのかと思って聞いてみたら、全部セットだそうで、そりゃもう、ランチを選ぶしかない!
安くて美味しくてボリュームたっぷり。
東京だったら、行列ができちゃうだろうなあ。
後半に続く
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